出産 妊娠

ママの産後のイライラを少しでも和らげるために旦那が意識したいこと

2017/10/25

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「産後クライシス」という言葉をご存知ですか?

これは、出産を機に良好な夫婦関係が築けなくなり、最悪離婚にまで発展する現象をいいます。

産後クライシスは決して珍しいものではなく、厚生労働省が行ったある調査によりますと、産後二年以内に離婚する夫婦は、実に全体のおよそ35パーセントにも上るそうです。

当記事をご覧になっている皆さんの中にも、子供が生まれた時期を境に喧嘩が増えた、旦那や妻にイライラする、といった経験はありませんでしょうか。

現在私は二児の父親ですが、思い返してみると確かにこうした時期があり、その度に話し合いと試行錯誤を繰り返して現在に至ります。

そこで今回は、こうした夫婦関係の悪化を少しでも防ぐための対策などを、旦那目線からお伝えしていこうと思います。

主に「旦那」が意識すべき点に偏ってしまうことを、ご了承いただければと思います。

なぜ産後のママはイライラしがちなの?

「妻が出産を機に変わった」

こうした話は、知り合いの旦那さんからはよく聞きますし、実質うちもそうでした。

妻の雰囲気が急に変わると、ほとんどの旦那さんが戸惑いを感じるかと思いますが、変わってしまう理由としては主に下記のようなものが挙げられます。

●体内のホルモンバランスの変化

●旦那が家事や育児に非協力的

女性は妊娠中と産後では、それぞれ分泌されるホルモンが違います。

妊娠中は赤ちゃんをお腹の中で、産後は外で(授乳などで)育てるために、体を適応させていく必要があるからです。

このため、分泌されるホルモンが切り替わる産後は心身ともに非常に不安定で、些細なことも敏感に感じ取ってしまいがちになります。

これはやむを得ないことで、決して妻が望んでいるわけではありません。

加えて、旦那も子供ができたという実感がすぐにわかないこともありますから、どうしても家事に無関心であったり、やっても要領よくできないところがあります。

こうした旦那の無関心さや、ちょっとした言動や行動がきっかけとなり、喧嘩に発展することも少なくありません。

ですので旦那さんは、産後の妻のイライラはこうしたホルモンバランスが影響を与えていること、子供が生まれたら家庭に少しでも目を向けるということを、まず意識する必要があります。

「初めて」だからできないのは当たり前

喧嘩の発端となる旦那の発言には、

「ずっと家に居られていいな」
「かわいい我が子と一緒で羨ましい」
「専業主婦って楽でいいな」

といった類のものが非常に多いです。

おそらく、自分は仕事でいくつも案件を抱え、周囲にも気を遣って大変な思いをしているのに、子育ては家で誰にも気兼ねせずできるから楽だ、という印象があるのだと思います。

何をもって「大変」か「楽」かは人によって受け取り方が違うので難しいですが、ひとつ言えるのは、初めてだったり慣れていない事は、仕事・育児関係なく大変ということです。

特に第一子の場合、保育所に勤めていた方でもない限り、赤ちゃんに接するのは初めての方がほとんどでしょうし、お世話にかかりきりになると、やりたい時にやりたいこともできなくなります。

仕事でも、例えばこれまで経験したことのない業務を任されたり、転勤で馴染みのない部署に配属された場合は、分からないことだらけで大変なのではないのでしょうか。

ですので、慣れていない育児をこなしていこうとするのも、かなりのストレスがかかるということを認識していただければと思います。

経験すると大変さが分かる

もし、これまで家事や育児にあまり関わったことが無い方がいらっしゃれば、

「専業主婦が楽」

というのは、完全にイメージの世界です。

なので一番良いのは、実際に妻に成り代わって色々とやってみることです。

恥ずかしながら、私も日中フルタイムで働いていた時は、冒頭のようなイメージを抱えていました。

しかしその後、配置換えで交代制勤務に就いたことで、実際に家事や育児に接する機会があり、そこである程度体験してみて初めて、大変だということを実感しました。

まず、常に時間に追われている感覚になります。

朝起きて、子供の着替えや朝食の準備、洗濯、子供との散歩、昼食の準備、食器洗い、子供のお昼寝、・・・と、やるべき事が怒涛の如く降り注いできます。

時間は限られている割に、やることはとても多いんです。

加えて、これらはいつもすぐできるとは限りません。

子供がグズってなかなか寝付かなかったらその分他の家事はできませんから、どうしても後の方へとスライドしてしまいます。

過去に、帰宅した後に残っている家事を見つけて「何で終えてないのだろう」と思ったりもしてましたが、それは妻が怠けていたのではなく、やむなくできなかっただけだということを、家事に関わって初めて実感したのです。

産後のママのイライラを防ぐために何ができる?

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対策と言えば大袈裟ですが、ここでは産後のイライラから喧嘩を引き起こさないために、旦那ができそうなことを挙げていきたいと思います。

予備知識をつけておく

これは、できれば子供が生まれる前にやっておくと良いですが、生まれた後でも十分可能です。

育児本やインターネットなどを利用して、産後の環境の変化、赤ちゃんのお世話の仕方などを、少しでも頭に入れておきましょう。

やはり、少し知っているのと全く知らないのとでは全然違います。

知っていれば、妻にも「ここはこういう風にやるって書いてあったんだけど、これでいいのかな」と、手を動かす中で聞けるので、関係もすぐに悪化することは無いと思います。

また、出産前に知識をつけるための方法のひとつとして、両親学級への参加が挙げられます。

両親学級って何をするの?旦那として参加した感想を内容とともにご紹介

両親学級は、主に行政機関や大手の赤ちゃん用品店などが開催しており、赤ちゃんのお世話の仕方など色々学ぶことができますので、まずはお住いの市役所のページから確認してみてはいかがでしょうか。

わからないことは聞く

特に普段会社勤めの場合、いざ家事をやろうとすると、わからないことがいくつも出てくると思います。

●洗濯洗剤の分量

●洗濯機の水の量

●子供に着せるもの

●子供のお風呂の準備の仕方

●食洗機への食器のセットの仕方

etc

この時に独断で進めると喧嘩の種になってしまう可能性が高いので、やる前に奥さんに聞いてみましょう。

先述のとおり、日頃触れたことが無いものは、わからないのが当たり前です。

どんな些細なことでも初めは聞いて、少しずつ覚えていくと良いでしょう。

感謝の気持ちを持つ

これは、旦那さんと奥さん双方の心掛けとなりますが、これまで過ごしてきて一番大切だと思ったのは、やはりお互いに感謝の気持ちを持ち、それを言葉で伝えることです。

実際、旦那が会社勤めで妻が専業主婦だと、お互いがどれだけ大変かというのは見えにくい(見えない)ものなんですよね。

見えないところで、二人とも頑張っているんです。

だからこそ、お互いが「旦那(妻)は大変なんだ」という認識を持ち、もし何かやってもらった際は、「ありがとう」と伝えることが大切だと感じています。

生活の仕方を段々と変えてみる

全員がそうとは言い切れませんが、男は基本的にルーズな生き物だと私は思っています(笑)。

休みの日はどこかに遊びに行きたいし、好きな時間にゲームもしたい。

生活していくうえでは息抜きも必要ですから、これらを真っ向から否定するつもりはありません。

ただ、子供ができるということは環境も必ず変わるということですので、これまで妻と二人きりだった時の過ごし方のままでは、今後生活を続けていくうえで必ず不都合が生じます。

最初からいきなり変わることは難しいですが、子供を主観に置いた過ごし方に、徐々にシフトしていくことが大切です。

例えば、

●ゲームを1時間やっていたならば30分に減らす

●週に3回、飲んで帰っていたならば週1回に減らす

そして、浮いた時間を家事や育児の時間に充てます。

自分の楽しみを完全に我慢してしまうと、それはそれでストレスになりますので、できる範囲から時間の使い方を見直してみてください。

おわりに

今回は、産後の夫婦関係の悪化を防ぐために旦那が意識しておいた方が良いことを、旦那としての目線からお話させていただきました。

ただ、100組の夫婦がいれば100通りのやり方があり、各家庭を取り巻く環境も千差万別であるため、一概に「こうあるべき」とくくってしまうのは良くないと考えています。

ですので今回お伝えしたことも、「こうした考え方もある」程度に捉えて頂ければと思います。

今後も大変なことが多々あるかと思いますが、皆さんが幸せな家庭を築いていかれることを、切に願っています。

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