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赤ちゃんが指しゃぶりをする原因と影響は?止めさせたい時にするべきことは?

2016/12/29

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指しゃぶりをしている赤ちゃんを見ると微笑ましい気持ちになりますよね。赤ちゃんの特徴的な仕草でもある指しゃぶりですが、メリットもある反面、ずっと続けているとお口の発達に影響が出てしまうことも。
今回は、赤ちゃんが指しゃぶりをする原因や、指しゃぶりがもたらす影響、止めさせるための方法などをまとめました。

指しゃぶりをする時期とその理由

赤ちゃんは、実はママのお腹にいる時から指しゃぶりを始めています。この時期の指しゃぶりは、自分の口に触れたものに対して反射的に吸い付く吸啜(きゅうてつ)反射の練習であると言われています。これにより、赤ちゃんは生まれてすぐにママの母乳やミルクを飲むことができるのです。

生まれてからは、概ね生後2~3ヶ月頃から意識的に指しゃぶりをする赤ちゃんが多くなっています。また、生後5ヶ月頃になると指に限らず家中のあらゆる物に手を伸ばし、口に運んでしゃぶるようになります。口に含むことで、赤ちゃんは物の感触や大きさを確かめており、この動作は成長する過程において重要な役割を果たしています。

1歳を過ぎると、おもちゃで活発に遊んだり保育園に通い始めるケースが多いことから、指しゃぶりは段々と減っていきます。普段の生活の中では、特に眠い時退屈を感じた時に、指しゃぶりをすることがあります。

赤ちゃんの指しゃぶりはいつまで?

赤ちゃんが指しゃぶりを卒業する年齢の目安は、概ね2~3歳頃です。大抵の場合、この年齢が近づくと自然と指しゃぶりから遠ざかっていくので、しばらく様子を見ておいても差し支えありません。しかし、4歳以降も指しゃぶりが続いている場合は、赤ちゃんの成長に影響を及ぼす可能性が高くなります。このくらいの年齢になると自然に止めることはほとんどなくなるため、日常生活の中で徐々に止めさせていく必要があります。

指しゃぶりを続けるとどんな影響が出るの?

指しゃぶりをずっと続けることによる具体的な影響としては、噛み合わせと歯並びの悪化です。例として、前歯が下の歯と比べて前方に飛び出てしまう上顎前突(俗に「出っ歯」とも呼ばれます)や、奥歯の位置が上と下の歯で食い違い、噛み合わせが悪くなる片側性交叉咬合(こうさこうごう)などが代表的です。いずれも、何年も指しゃぶりを続けた結果、顎や歯の形成に影響が出たことでみられる症状です。

指しゃぶりを止めさせる方法は?

子供は、指しゃぶりをすることで安心感を得ています。ですので、まずは一緒に過ごす時間を増やすなど、積極的にスキンシップを取ってあげましょう。普段指しゃぶりをしそうになったら両手を使った遊びをしたり、手を使う仕掛け絵本を読んであげたりして、「指しゃぶり以外にも楽しいことがあるんだ!」と思わせ、少しずつ指しゃぶりから意識を遠ざけていきます。おしゃべりができるようになっていれば、「○○歳までには指チュッパは止めようね」などと優しく話しかけてあげましょう。

早く指しゃぶりを止めさせたい気持ちもあるかと思いますが、決して叱ったり、無理やり止めさせようとしないでください。子供は急に怒られたことに戸惑い、ストレスがたまって逆効果になってしまいます。不安を感じた時は、小児科医や臨床心理士などにも相談するとアドバイスが貰えますよ。

指しゃぶりは赤ちゃんの成長に応じて柔軟に対応を

赤ちゃんの年齢によっては、指しゃぶりが大切な役割を果たしていることもあります。ですので、すべてを「悪いもの」と捉えることなく、赤ちゃんの成長度合いに応じてその都度対処してください。

普段元気に遊んだりご飯もよく食べているようであれば、2~3歳頃までは心配しなくても大丈夫です。止めるべき時期が近づいたら、パパやママが進んでコミュニケーションをとってあげることで、子供が安心感を得られるようにしていきましょう。

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