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赤ちゃんがかかりやすい!突発性発疹の原因と対処法は?

2016/12/28

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赤ちゃんは、ママからもらった免疫の効果が薄れてくる生後6ヶ月頃から、様々な感染症にかかりやすくなります。その中でも、高熱を伴う突発性発疹は赤ちゃんにとって初めての感染症であることが多く、急な発熱に驚いたママもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、突発性発疹について原因や対処法などをまとめましたので、参考にしてください。

突発性発疹とは?

突発性発疹はヒトヘルペスウイルスが原因で起こる感染症で、高熱と全身に現れる発疹が特徴です。生後6ヶ月~1歳頃までの赤ちゃんが特に発症しやすく、発症者全体の90%を占めるとも言われています。ただし、ウイルスに感染したからといって必ずしも症状が現れるとは限りません。赤ちゃんの時にウイルスに感染しても、そのまま一度も発症することなく大人になった方もたくさんいらっしゃいます。

突発性発疹は、一度感染して発症すると二度とかからないことがほとんどですが、原因となるヒトヘルペスウイルスには6型と7型の二種類があり、6型により発症した場合は、年月が経って7型に感染することで発症する可能性があります。普段の生活では、感染者の咳やくしゃみを浴びたり、同じおもちゃで遊ぶことにより感染しますので、保育園などの集団生活の場では注意が必要です。

突発性発疹の症状は?

ウイルスに感染すると、7~14日の潜伏期間を経て突然40度近い高熱が出ます。この熱は3~4日続き、熱が下がり始める頃に顔や背中、手足などに赤い発疹が現れてきます。この発疹に痛みや痒みは無く、通常3~4日程度で治まりますが、その後1週間は感染力が強いため他の乳幼児にうつさないよう配慮が必要です。

また、発熱と発疹以外にも嘔吐や下痢、熱性けいれんなどを引き起こす場合もあります。特に熱性けいれんは、状態によっては早急に病院を受診しなければならないケースもありますので、突発性発疹の症状が落ち着くまでは赤ちゃんの様子をしっかりと気に留めておいてください。

突発性発疹の治療法は?

この病気に対する特効薬は無いため、赤ちゃんが母乳やミルクを普段どおり飲んでいれば、基本的に安静にしつつ経過を観察します。症状の度合いによっては、解熱剤や下痢止め、整腸剤などを服用することもあります。

ご家庭においては、特に脱水症状にならないよう注意してください。高熱や嘔吐・下痢はいずれも体内の水分を排出してしまうため、母乳やミルク、白湯、赤ちゃん用のイオン水などをこまめにあげるようにしましょう。また、高熱により汗もかきやすくなりますので、場合によって衣服を取り替えたり布団を調整するなどして、熱がこもらないようにしてあげてください。

お風呂には入れてもいいの?

赤ちゃんが汗をかいていると、お風呂できれいにしてあげたい気持ちもあると思いますが、お風呂に入れるかどうかは症状の度合いと赤ちゃんの機嫌によります。発熱については、38度以上あるようでしたら大事を取ってお休みしたほうが良いでしょう。38度未満であっても赤ちゃんの元気が無かったり、嘔吐・下痢などを伴っている場合は控えてください。お風呂に入ることで症状が悪化する恐れがあります。

また、お風呂に入れそうな場合でもシャワーでさっと済ませるなどして、長風呂にならないよう注意してください。感染症にかかっている時はいつも以上に体力を消耗します。発疹が出ている場合は体を洗っても良いか迷うかと思いますが、基本的に痛みや痒みはないため、赤ちゃんが嫌がらないようであればベビー用石鹸で優しく洗ってあげましょう。お風呂あがりには赤ちゃんが湯冷めをしないよう、脱衣所やお部屋は出来る限り暖かくしてください。

高熱が出たらまずは病院へ

突発性発疹は、深刻な合併症を伴ったり後遺症を残すような病気ではないため、過度な心配は不要です。ただ、発熱を伴う病気は他にも存在するので、赤ちゃんが高い熱を出した場合は念のため小児科を受診してください。何かあった際にすぐに気づけるよう、普段からこまめに赤ちゃんの様子を気にかけてあげることが大切です。

発疹が出ている間は、その不快感から赤ちゃんも機嫌が悪くなりがちですが、元気になってまた一緒にお出かけしたり遊んだり出来るよう、優しくケアをしてあげてくださいね。

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