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手づかみ食べをする時期にありがちな早食い、対処法はある?

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赤ちゃんが離乳食を始めてしばらく経つと、自分の食器から直接手で食べる「手づかみ食べ」を少しずつやらせてあげる親御さんもいらっしゃるかと思います。

手づかみ食べでは基本的に赤ちゃんのペースに任せることが多いのですが、赤ちゃんが手づかみ食べに慣れてくると、食べ物を一度に大量に口に運んでしまうケースも珍しくありません。

今回は、こうした赤ちゃんの「早食い」について、なぜ起こるのか、どのように対処していけば良いかなどをまとめましたので、参考にしてください。

なぜ早食いになってしまうの?

赤ちゃんが食べ物を大量に口に運んでしまう場合、必ず赤ちゃんなりの理由があります。

私たちが赤ちゃんの気持ちを正確に読み取ることはなかなか難しいですが、以下のような理由が考えられます。

ご飯がおいしい

誰しも、おいしい食べ物の前では箸が進みますよね。赤ちゃんが黙々と食べるのは、言わば食べることに興味を持っている証です。

私たち大人と同様、おいしい物を口にして、一層食欲が増しているのだと思われます。

取られると思っている

まだ物心がついてないうちは、赤ちゃんは自分の物と相手の物との区別がつきません。

我が家の例ですが、おかずは赤ちゃん用のスプーンを使っており、主食であるおにぎりやパンは、親指サイズにちぎったものをお皿に盛り、手づかみで食べさせていました。

このおにぎりやパンが「残り2個」になった時点から、ウチの子は猛烈なスパートをかけてました。

あくまで想像ですが、2個のうち1個を口に運んだあと、「最後の1個を取られたくない」という心理が働いて、間髪置かずにすぐ次のものを口に運んでいるのだと思います。

早食いがもたらす影響やリスク

早食いが体に良くないことはよく言われますが、これは赤ちゃんにも同様に当てはまります。具体的には、以下のような事柄が発生しやすくなります。

消化器に負担がかかる

早食いをすると、その分一度にお腹に入る量も増えますので、胃や腸などの消化器に負担がかかり、消化不良や下痢を引き起こしやすくなってしまいます。

喉に詰まらせるおそれがある

ひと昔前に、小学生が早食いの真似事をして食べ物を喉に詰まらせる、という痛ましい事故がありましたが、早食いが癖になっていると、こうした事故に繋がる可能性がとても高くなります。

特に赤ちゃんは食道が細く、詰まっても自力で吐き出すことができませんので、とても危険な状態となります。

吐いてしまう可能性がある

一度に大量に口に入れると、体は異物が入ってきたと認識することもあります。

このため咳き込んでしまったり、口の中のものだけでなく直前に食べたものを吐いてしまう可能性も高くなります。

ちなみにウチの子は、これが原因で一度吐いてしまったことがありました。

吐いた後はケロッとしており、発熱や下痢など他の症状は全くありませんでしたので、一気に食べたことによるものだとわかりました。

早食いの対処法 ~できることから少しずつ~

ここでは、赤ちゃんの早食い対策として、ご家庭ですぐに実践できるものをご紹介します。

口の中が空になってから次の一口をあげる

早食いをすると、ほとんどの場合食べ物を飲み込むペースよりも、口の中に入れるペースの方が上回ります。

このため、口の中に食べ物がどんどん溜まっていき、吐き戻す可能性も高くなります。

これを防ぐためには、「パク→もぐもぐ→ごっくん」という流れをしっかりと守り、「ごっくん」が終わってから、次の「パク」をさせることです。

赤ちゃんは自分のペースで食べられないことから泣きわめくかもしれませんが、口の中が無くなってから次のものを食べると認識させることは、今後成長するうえでとても大切ですので、しばらくの間はこのサイクルを続けるようにしてください。

食材は大きめに切る

早食いをする子の中には、食べ物をほとんど噛まずに飲み込んでいるケースが多々見られます。

この原因としては、おかずに使っている食材を小さく切り過ぎていることが挙げられます。

食べやすくしてあげたい気持ちもあると思いますが、小さ過ぎると赤ちゃんは噛む必要が無いと思い込んでしまいますので、噛まないと飲み込めないような大きさ、硬さであげることも大切です。

上手くできたら褒める

早食い気味な赤ちゃんの場合、少なくとも数か月の間は、パパやママがそばでコントロールしないと、どんどん口の中に入れてしまうかもしれません。

ですが、何度も行っていくうちに、ちゃんと全部飲み込んだ後に次を口に入れることが、一人でできる瞬間が訪れます。

それがたとえ偶然であっても、「上手にできたね~」などと褒めてあげることで、子供は徐々に「こうすれば良いんだ」と認識するようになります。

初めは大変かもしれませんが、こうした日々の積み重ねが、子供の成長に繋がっていきます。

じっくり長い目で見つつサポートしてあげよう

子供は、一度に多くのことはできるようになりません。ほぼ例外なく、ゆっくり時間をかけてできることが増えていきます。

早食い対策に関してもすぐに結果は出ないため、「これだけはしっかり教える」と決めたら、あとは温かく見守ってあげると良いでしょう。

ただ、いずれの場合も事故防止のため、食事中はお子さんから目を離すことのないように注意してくださいね。

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