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赤ちゃんの耳が臭い原因とその対策は?病気の可能性もあるの?

2016/12/29

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普段、抱っこや寝んねの最中に赤ちゃんの顔に近づくと、耳のあたりから鼻をつくにおいがしたことはありませんか?これは耳の中の汚れによるものがほとんどですが、中には病気が原因となっているケースもありますので、注意しておく必要があります。
今回は赤ちゃんの耳が臭い原因と対策、考えられる病気などについてまとめましたので、参考にしてください。

赤ちゃんの耳がにおう原因は?

においの主な原因は、耳の中に溜まった耳垢(みみあか)です。赤ちゃんは大人と比べて代謝が活発であることから、耳の中の古い皮膚は短期間で剥がれ落ちますので、その分耳垢も溜まりやすくなっています。

加えて、赤ちゃんは寝返りやハイハイができるまでは1日の大半を仰向けの状態で過ごし、母乳やミルクを飲んだり泣いたりする機会も多いため、吐き戻した母乳やミルク、涙、よだれなどが耳の中に流れ込みやすくなっています。これらに含まれている成分が耳垢に絡み付いて湿気を帯びることで、独特なにおいを発するようになるのです。

片側の耳だけがにおう場合は、布団などに赤ちゃんが寝ている時、その耳を下にする方向にばかり顔を向けている可能性があります。これにより、耳と布団が密着することで耳垢が蒸れやすくなります。また、片側ばかり向く癖がつくことで、赤ちゃんの頭の形にも影響が出てしまうと言われています。

においが続く場合は病気の可能性も

乳幼児がかかりやすい耳の病気に、中耳炎外耳炎があります。中耳炎は、鼓膜付近が細菌によって炎症を起こす病気で、風邪をひいた時に併発しやすくなっています。症状としては、耳の穴から黄色っぽい汁が出る「耳だれ」や、耳の痛み、発熱などがあります。

一方外耳炎は、耳の入口から鼓膜までの「外耳道」という部分にできた傷口に細菌が入り込み炎症を起こす病気で、耳の痛みや痒み、耳だれなどが特徴です。特に耳の痛みに関しては、中耳炎よりも強く現れる場合が多くなっています。

いずれの病気についても、悪化すると聴覚の発達に支障をきたす場合がありますので、赤ちゃんが何日も機嫌が悪かったり耳を痛がっている場合は、早めに小児科や耳鼻科を受診することが大切です。

赤ちゃんの耳のにおい対策

耳のにおいを解消させるためには、原因となっているものひとつひとつに対処していくことです。赤ちゃんが授乳時に吐き戻したり機嫌が悪くなってぐずった時は、赤ちゃんの顔についた母乳や涙などはそのままにせず、清潔なガーゼなどで拭いてあげましょう。また、赤ちゃんに向き癖がある場合は、顔が向いている方とは反対側で音や光が出るおもちゃを鳴らして赤ちゃんの気を引き、なるべく左右バランスよく顔が向くようにしてあげてください。

赤ちゃんの耳掃除についてですが、基本的に耳垢は耳の中に入ってきたホコリなどを絡め取ったり、耳の中が乾燥するのを防ぐ役割を担っています。過度な耳掃除は耳の中が傷ついてしまうことも多く外耳炎の原因にもなりますので、ご自身で無理に取る必要はありません。耳の臭いが気になる場合は耳鼻科でも耳垢を取ってもらうことができますので、定期的に受診すると良いでしょう。

なお、おうちで耳掃除を行う場合は耳の中が湿っているお風呂上がりがベストです。この時、掃除する範囲は耳の入口付近に留め、なるべく短時間で済ませるようにしてください。

日頃から赤ちゃんの様子を気にかけることが大切

初めて赤ちゃんの耳のにおいに気がつくと「何かの病気!?」と心配になることと思いますが、そのほとんどは耳垢によるものです。仮に耳の病気であったとしても、早めに病院を受診することで問題なく治りますので、過度に心配する必要はありません。

赤ちゃんのちょっとした変化に気づくためには、普段の生活の中で赤ちゃんの様子をよく気にかけておくことが大切です。日頃から積極的にコミュニケーションを取り、一緒に楽しく過ごすようにしてくださいね。

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