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赤ちゃんの体に発疹!病気が原因?適切な対処法は?

2016/12/28

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発疹(ほっしん)とは体に現れる赤い斑点のことをいいます。赤ちゃんの肌はとてもデリケートであるため大人と比べて発疹が出やすくなっていますが、中には感染症などの病気の可能性もあるので注意が必要です。
今回は、赤ちゃんに発疹が現れる原因と対処法についてまとめました。

発疹には様々な原因がある

発疹は、主に細菌やウイルスが体内に侵入した際の免疫反応や、外部刺激からの防御反応として現れます。発疹が赤い色をしているのは、皮膚が盛り上がったことで内部の毛細血管が拡張し、流れる血液の量が増加したからです。

発疹が現れた際に大切なのは、他の症状の有無を確認することです。特に、熱があるか無いかによって治療法も変わってきますので、赤ちゃんの様子を注意深く観察してください。

発疹の原因となる病気

発疹の原因には様々なものがありますが、特に発熱がある場合は細菌やウイルスによる感染症の可能性があります。以下、発疹が出た場合に考えられる原因をまとめましたので参考にしてください。

発熱を伴うもの

突発性発疹

突然40度近い高熱が出た後、赤い発疹がお腹まわり、背中、顔などに現れます。発疹自体に痛みや痒みは無く、現れてから3~4日で自然に治る場合がほとんどです。

手足口病

38度前後の熱が出た後、白っぽい水疱や赤い発疹が、手のひら、足の裏、喉やお尻などの様々な箇所に現れてきます。特に喉にできた水疱は強い痛みを伴うため、ものが飲み込みにくくなってしまいます。発病から1週間程度で治りますが、稀に髄膜炎や脳炎などの合併症も引き起こす可能性があります。

はしか

はしかウイルスによって発症する感染症で、赤い発疹が表れる直前は39度近くの高熱を伴います。発疹は全身に広がりますが、数日経つと熱が下がるとともに治まっていきます。はしかは1歳になるとワクチンの接種が受けられますので、予防のためにも必ず受けておきましょう。

水痘(水ぼうそう)

38~39度の発熱とともに赤い発疹が現れ、やがて全身に広がります。強い痒みを伴いますので、赤ちゃんが発疹を掻きむしってしまいさらに悪化することが多いです。感染力も強いため、症状が現れたらすぐに小児科を受診し、軟膏や痒み止めなどを用いて早めに治すことが大切です。

発熱を伴わないもの

新生児ニキビ

生後1週間~1ヶ月頃の赤ちゃんによく見られます。初めはおでこや頬っぺたの辺りに赤い発疹が確認できる程度ですが、これらは次第に顔全体に広がっていき、生後1~2ヶ月頃に徐々に治まっていきます。赤ちゃんが自分で顔を引っ掻いたり皮膚の脂が毛穴に溜まることが原因なので、お風呂では赤ちゃん用のボディソープで顔をしっかりと洗い、清潔にしておくようにしましょう。

乳児湿疹

赤ちゃんの食べこぼしやよだれなどが刺激となって、顔やお腹まわりなどが赤くなるものです。症状が酷い場合は塗り薬が処方されますが、お風呂でしっかりと洗ったり保湿することで、徐々に良くなっていきます。

虫刺され

外出先や家の中で虫に刺された場合、虫がもっている成分が刺激となって赤い発疹が現れます。主に蚊、ハチ、ダニによるものが多く、夏場は特にしっかりと虫除け対策をする必要があります。体の部位の中でも肌が露出している部分が刺されやすいため、赤ちゃんがこれらの箇所を痒がっている時は念のため小児科や皮膚科を受診してください。

あせも

汗や皮膚の脂により、汗を出す役割をもつ「汗腺」が詰まってしまうことで発疹が現れます。頭や首、脇の下などの汗をかきやすい部位に現れやすく、専用のパウダーなどで治していきます。予防するためには汗をこまめに拭き取り、皮膚を清潔に保つことが必要です。

発疹が現れたら念のため病院へ

赤ちゃんに発疹が現れる原因は様々です。中には経過観察で治るものもありますがその判断は難しいため、発疹が見られたら早めに小児科などを受診してください。診察をスムーズに進めるために、発疹以外の症状があれば書き留めておくと良いでしょう。
発疹は、そのほとんどが適切な処置により治りますので、慌てず対処してくださいね。

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