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赤ちゃんが鼻水を出すときの対処法、放っておくと病気の原因にも!

2016/12/27

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赤ちゃんが風邪をひくとウイルスによって鼻の奥の粘膜が腫れ、鼻水が出ることが多いです。
鼻水は赤ちゃんの体に備わっている防御反応ではありますが、鼻づまりや痰の原因になるばかりでなく他の病気を発症する可能性も高くなるため、何日も続けて出る場合は相応の処置が必要です。
今回は、赤ちゃんの鼻水にどのように対処していけば良いかをまとめました。

鼻水が引き起こす主な病気

鼻水の中には多くの細菌やウイルスが含まれているため、鼻の穴に炎症が起こりやすくなります。この炎症を長い間放置しておくと、以下の病気にかかりやすくなるため注意してください。

副鼻腔炎

鼻の穴の中を「鼻腔」といいますが、この鼻腔のまわりにある骨に囲まれた空洞部分を「副鼻腔」と呼びます。副鼻腔炎とはこの副鼻腔に炎症が広がったもので、鼻づまり、頭痛、嗅覚障害などの症状を引き起こします。

中耳炎

耳と鼻をつなぐ管を「耳間(じかん)」といいます。中耳炎とは、細菌が耳間を通って耳に入り込み、鼓膜付近が炎症を起こす病気です。赤ちゃんは耳間が非常に短く細菌が入り込みやすいため、大人とくらべて中耳炎にかかりやすくなっています。

鼻水の色にも注意

無色透明

色がついていない鼻水は風邪のひき始めや空気の乾燥、空気中のホコリなどが原因で出ることがほとんどです。このような場合、症状が鼻水のみであれば特に急いで病院に行く必要はありません。
赤ちゃんの経過をよく観察し、もし咳や発熱など他の症状が見られるようであれば病院を受診しましょう。

黄色や緑色

このような色の場合は、風邪の症状がピークを越え、治りかけた頃によく出ます。鼻水の中には細菌やウイルスの死骸が含まれていることがほとんどで、こういった鼻水が長い間鼻の中に溜まったままだと副鼻腔炎や中耳炎の原因にもなるため、こまめに取ってあげましょう。
おうちで取るのが難しい場合は、病院でお医者さんに吸引してもらうと良いでしょう。

赤ちゃんの鼻水を取る際のポイント

赤ちゃんの皮膚や鼻の中はとてもデリケートなため、ご家庭で鼻水を取ってあげる時は以下の点をおさえておくと良いでしょう。

水分を含んだ柔らかいもので取る

鼻水を取る場合に適しているものは、湿らせたガーゼや市販のお尻拭きなどです。お尻拭きで赤ちゃんの鼻を取ることに衛生上抵抗がある方は、ノンアルコールのウェットティッシュでも構いません。
市販のティッシュペーパーを使う場合は、そのまま使うと赤ちゃんの鼻への刺激が強くただれの原因となるため、必ず微量の水分を含ませて柔らかくしてから使ってください。

鼻水を引きずり出すことを意識する

うまく取るコツとしては、粘度の高い鼻水の場合は鼻の穴の入り口にガーゼなどを入れて鼻水をくっつけたあと、くるくると巻き取りながら下に引き出すと、まとまって取れることが多いです。さらさらの鼻水を取る場合は、ほぐした綿棒の先端を鼻の入り口付近に入れ、鼻水を染みこませる要領で少しずつ取ってください。このときに使う綿棒は赤ちゃん用のものだと先端が小さく固いため、大人用のものが適しています。
また、鼻をつまむ形で拭き取ると赤ちゃんの鼻を傷つける原因となるので注意してください。

鼻が詰まっている時に試すとよいこと

鼻水は、鼻の中に溜まったままだと段々固まってくるため、呼吸もやり辛くなりますし、鼻水も取りにくくなります。赤ちゃんの鼻が詰まっているようであれば、以下の方法を試してみることもおすすめです。

蒸しタオルで温める

やけどしない程度のお湯に浸して固く絞ったガーゼやタオルで、赤ちゃんの鼻の付け根を中心に温めてあげます。適度な湿気により鼻の奥の固まった鼻水も柔らかくなり、鼻が通りやすくなります。

部屋を加湿する

空気が乾燥していると鼻水が固まる原因となりますので、加湿器などで部屋を適切な湿度に保ちましょう。概ね50%~60%あたりが、生活していくうえで適切な湿度と言われています。

お風呂に入る

赤ちゃんが高熱を出しておらず、お風呂に入れるようであれば、お風呂から上がった直後に取ってみると良いでしょう。赤ちゃんの体を温める効果もあるうえ、お風呂の湿気によって鼻のつまりが解消されるため、普段よりも取れやすくなります。
ただし、お風呂に入れてあげる際は長風呂にならないよう注意するとともに、赤ちゃんの具合が明らかに悪い場合は入れるのは避けてください。

鼻水が出る場合は小児科?耳鼻科?

耳鼻科は耳や鼻の病気に、小児科は小児医療にそれぞれ特化しています。そのため、赤ちゃんの症状が鼻水のみであったり耳を痛がっている場合は耳鼻科、鼻水以外にも発熱や咳など他の症状が見られるときには、小児科が適しています。
ただ、赤ちゃんが具合悪そうにしている最中ではそのあたりの判断は難しいものですし、すぐに病院へ連れて行ってあげたい気持ちも強いと思います。ですので、まずは普段通い慣れているかかりつけの小児科で診察してもらい、お医者さんから耳鼻科をすすめられた場合はそちらに連れて行くと良いでしょう。

症状が深刻にならないために早めの対処を!

鼻水は放っておくと鼻や耳の病気の原因となるため、たかが鼻水と軽く見ないことが大切です。普段の生活で赤ちゃんが鼻水を出しているようであれば注意して経過を観察し、長く続くようであれば一度病院に連れて行ってあげてくださいね。

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