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裸足になるメリットや注意点は?赤ちゃんは外で裸足になっても大丈夫?

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「裸足教育」という言葉もありますように、ひと昔前は幼稚園や保育園、小学校などで、子供たちが裸足になってグラウンドで遊んでいる光景をよく目にしていました。
近年はそのような機会は減ったとの声も耳にしますが、このように外で裸足で過ごすことは、私たちにどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
今回は、赤ちゃんの場合も含め、裸足になるメリットや注意すべきことをまとめました。

裸足になることのメリット

普段なかなか意識する機会は無いかもしれませんが、裸足になるメリットについては以下のようなものが挙げられます。

足のツボが刺激される

足の裏には、体の各器官に関係するツボがたくさん集まっています。私たちは普段家の中で過ごすことが多く、平坦なところばかり歩いていますが、外は地面がでこぼこしていたり、芝生がふわふわしていたりと形状が様々です。

こうした場所を歩くことで足のツボが程よく刺激され、内臓の活性化にも繋がります。

脚の筋肉の衰えを防ぐ

私たちが毎日のように履いている靴や靴下。おしゃれなデザインの物も多いですが、これらで足を覆っているとどうしても足の指や足首の動きが制限されがちになります。

基本的に、継続して使わない部分の筋肉は衰える傾向にありますから、年月が経つにつれて足まわりの筋肉は、緩やかに減っていってしまうのです。

裸足になると五本の指でしっかりと地面をとらえて歩くようになるため、長期的に見ると筋力の衰えるスピードは遅くなります。

リラックス効果も

これまで、足にそよ風があたった時や砂場を裸足で歩いた時、なんとも言えない心地良さを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。一般的に、人は喜んだり感動したりすると「セロトニン」という脳内ホルモンが分泌され、体に良い影響をもたらすと言われています。

普段裸足で外を歩く機会がなかなか無いからこそ、いつもと違った感触を体験することで気持ちが落ち着き、ストレス解消にもなります。

土踏まずの形成にも効果的

足裏の窪んでいる部分を土踏まずといいます。これは私たちの姿勢を安定させたり、着地した時の衝撃を和らげたりと、とても重要な役割を担っています。

この土踏まず、生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ無いのですが、乳幼児期にたくさん歩くことで徐々に形作られていきます。特に裸足の場合は足の裏がダイレクトに地面に触れるため、より一層、形成が促進されます。

また、土踏まずが無い足を「偏平足」と呼びますが、これは足に合わない靴を履き続けたり、外でほとんど歩かないことが主な原因となっていますので、赤ちゃんが歩けるようになったら、ぜひ天気の良い日は外で一緒に過ごす機会を増やすようにしてください。

裸足になる場合に気にかけること

怪我のリスクが高まる

裸足になると足を守ってくれるものが無くなるため、地面に落ちている小石やガラスの破片などを踏んで怪我をする可能性が高くなります。「裸足教育は良くない」と言われる理由にもなっていますが、藪の中や河原などの明らかに危険度が高い場所で裸足にならないようにすることで、ある程度は回避できるのではないかと感じています。

特に赤ちゃんは物事の良し悪しの判断が自分でできませんので、私たち大人が周囲に危険な物が無いか確認し、赤ちゃんから目を離さないことが大切になってきます。

衛生上の問題

地面には色々な雑菌が住みついています。外を裸足で歩くと地面に直接足が触れることから、様々な感染症にかかりやすくなることが問題として挙げられます。

この点については過度に神経質になる必要は無く、裸足も含め外で遊び終わったら手足をしっかり洗うといった、基本的な心掛けが感染の予防に繋がります。

ただし、既に足に何かしらの傷がある場合は、そこから雑菌が入り込むと悪化する可能性がありますので、裸足になることは避けてください。

赤ちゃんは裸足になっても平気?

赤ちゃんについても天気の良い日にお出かけする際は、たまに芝生やコンクリートがある公園などで裸足のまま歩かせたり、遊ばせてあげると良いでしょう。家とは違った経験ができるほか、足の裏が刺激されることで赤ちゃんの自律神経の発達に効果的です。

目安としては赤ちゃんが10歩くらい歩けるようになった頃から始めてみると良いですが、歩き始めて間もないうちは足への負担を考えると、裸足時間は10~15分程度に留めておくのが良いでしょう。

注意点としては、赤ちゃんは足の裏の皮膚がとても薄く、傷つきやすくなっています。真夏は特に太陽の日差しによって地面が熱くなっているので、やけどをしないためにも裸足は日陰のみにしておきましょう。

また、真冬にお出かけする際は霜焼けを発症する可能性が高いので、裸足になるのは避けてください。こうしたことから、赤ちゃんを裸足で遊ばせるのは春先に見られるような暖かい時期が最も適していると言えるでしょう。

意識的に裸足の時間を取り入れよう

裸足で外を歩くことで、普段なかなか経験できない新鮮な気持ちになりますが、私たちの脚は「第二の心臓」とも呼ばれており、歩くことで脚全体の筋肉が細かく収縮し、血行を良くすることも知られています。

ぜひ、天気が良い日には機会を見て、裸足で自然と触れ合ってみてはいかがでしょうか。

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