お肌

赤ちゃんの肌の乾燥はお湯だけで洗えば防げるの?

2018/04/09

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我が子の肌荒れがなかなか治らない場合、

●石鹸を使って洗うべきなのか?

●お湯だけで済ませれば大丈夫なのか?

このような疑問は尽きないですよね。

また、「石鹸を使うから落とす必要のない皮脂まで落としてしまう。だから石鹸は必要ない」という声も耳にします。

果たして、赤ちゃんにとってベストな洗い方はあるのでしょうか。

ここでは、赤ちゃんの体を洗う際の石鹸の必要性について、まとめてみたいと思います。

お湯だけで汚れは落ちる?

初めに、石鹸を使わずにお湯だけで体を洗う場合について見ていきます。

まず、赤ちゃんの体には、大人と比べて下記のような特徴があります。

●汗っかき

●排泄物がオムツに留まる

●皮脂の分泌が盛ん

皮脂とは、肌の「皮脂腺」から分泌される油状の物質です。

上記のような特徴から、私たちが思っている以上に、赤ちゃんの体は汚れているのですね。

肝心の洗浄力ですが、実のところお湯だけでは、こうした汚れは完全に落ちません。

なぜならば、油状である皮脂は水と混ざらないことから、お湯のみで完全に絡み取ることが難しいからです。

また、赤ちゃんの関節部分には深いシワがありますが、その奥に入り込んだ細かい汚れも、やはり石鹸を使った方が落としやすくなります。

敏感肌には優しい

石鹸を使わない方法は洗浄力に差は出ますが、肌に影響が出なくなることがメリットです。

洗浄成分が触れないため、肌が荒れる心配がありません。

どんな石鹸も合わない、あるいはアトピー体質の赤ちゃんは、しばらくお湯だけの入浴を行い、その間に薬を塗るなどして治療していく方法も行われています。

石鹸の使用と入浴時に意識すること

では、赤ちゃんの肌のカサつきが治らない場合、石鹸を使うべきか控えるべきか、いったいどちらなのでしょう。

これについては、一度真逆の方法を試してみることが有効です。

つまり、これまで石鹸を使っていて症状が治まらない場合は、しばらくの間石鹸の使用を止め、症状に変化が現れるか観察します。

お湯だけで洗っていた場合には、逆に石鹸で洗う方法に変えてみます。

なぜかといいますと、肌の状態は赤ちゃんによってそれぞれ違いますので、正解がひとつに絞れないためです。

石鹸については、まずは使うか使わないかの二択しかありませんので、どちらが肌にとって良い方法か確認してみてください。

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いずれの場合も、石鹸を使うことが100パーセント悪いわけではないということを意識していただければと思います。

皮脂が溜まり過ぎると逆に湿疹の原因になりますので、石鹸は皮膚疾患の予防にも一役買っていることを気に留めておいてくださいね。

なお、ここで言う「石鹸」とは赤ちゃん用のボディソープを指します。

もしも大人用の石鹸を赤ちゃんに使っている場合は、刺激が強いため速やかに赤ちゃん用の石鹸に切り替えましょう。

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入浴に関しては、肌荒れを治すために大切な点が他にもあります。

以下、赤ちゃんをお風呂に入れてあげる際に、気にかけておくべきことをご紹介していきます。

力を入れ過ぎない

体を洗う時に、くれぐれも強い力でゴシゴシこすらないようにしてください。

石鹸の使用の有無に関わらず、赤ちゃんの体を洗う際の力加減は、「パパやママの手で優しく撫でる程度」にしておきましょう。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、力を入れて擦ると傷や肌荒れの原因となります。

泡を残さない

先述しましたように、赤ちゃんの関節には深いシワがあり、ここに石鹸の泡が残ることが結構あります。

泡が残っていると、それに含まれている皮脂や雑菌が繁殖して、肌荒れの原因となってしまいます。

体を洗った時と同様に、手でシワを広げながら十分に流してあげてください。

入浴後のスキンケアを大切に

お風呂から上がった後は、肌の水分が急速に失われていきます。

ローションなどの保湿剤や、ワセリン、ベビーオイルなどで、赤ちゃんの肌に潤いを与えてあげましょう。

アトピーの場合は要注意

アトピー性皮膚炎の場合、肌のバリア機能は非常に弱く、石鹸や入浴剤にも敏感に反応します。

痒みや赤みが酷く症状も長期化する傾向にあることから、通常の湿疹とは区別されており、治療法も根本的に異なってきます。

石鹸の使用については、アトピーの場合は必ずお医者さんの指示に従うようにしてください。

おわりに

石鹸(ベビーソープ)を使わない洗い方は、確かに刺激にはならないかもしれませんが、汚れを完全に落とすには不十分です。

赤ちゃんもハイハイを始めればその分汗もかきますし、2~3歳になって活発に行動するようになれば、その分どうしても汚れたりします。

ですので、これまで申しましたとおり、

●石鹸を一時的に使う、あるいは使わないようにして、肌の状態を確認する

●入浴時は優しく洗い、入浴後のスキンケアを習慣にする

このようなことを意識して、毎日お風呂に入れてあげるようにしてくださいね。

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