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赤ちゃんのでべそについて、原因や手術の必要性など

2016/12/28

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赤ちゃんのおへそがピョコンと飛び出していると、何かしらの病気なのか、ずっとこのままなのかと不安に思うママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。実は赤ちゃんにとってでべそは珍しいものではなく、概ね5~10人に1人の割合で見られます。今回は赤ちゃんのでべそについて、原因や手術の必要性についてご紹介します。

でべそになる原因は?

本来、私たちの体にあるおへそは凹んでいるものがほとんどですが、でべそとはこれが前方に飛び出ている状態の事をいいます。
赤ちゃんは、ママのお腹の中にいる時はへその緒を通じて酸素や栄養などを受け取っています。このため、生まれたばかりの赤ちゃんのおへその下(腹筋と腹筋の間)には小さな穴が開いています。この穴は時間が経つとともに塞がっていきますが、赤ちゃんが泣いたりいきんだりしてお腹に力が加わることで、穴の隙間から腸の一部が飛び出してしまいます。この状態がでべそ(臍(へそ)ヘルニア)で、生後1ヶ月頃までが最もなりやすい時期です。単に皮膚のみが押し上げられる臍突出症というものもでべその種類としてありますが、赤ちゃんのでべそは、そのほとんどが臍ヘルニアです。

でべその治しかたはあるの?

でべそは赤ちゃんが成長し、お腹の筋肉が発達するにつれて治っていく場合がほとんどであるため、その多くが経過観察となります。この間意識する点としては、おへその周りは垢がたまりやすいためお風呂では優しく洗ってあげましょう。また、傷ができるとそこから炎症が起こりやすくなるので、赤ちゃんが引っかいたりしないよう注意してください。
昔は、ご家庭においてもでべそを引っ込ませようと10円硬貨や丸めたガーゼなどをテープで貼っていたらしいですが、これらは赤ちゃんの肌にかぶれや湿疹を起こす原因となるため、避けた方が良いでしょう。こういった処置は、必ず医師の指導の下で行ってください。

手術が必要になるケース

でべそは赤ちゃんが成長するにつれて徐々に引っ込んできますが、1歳を過ぎてもそのままである場合は手術による処置も視野に入れ始めます。手術の際は2泊から3泊程度の入院が必要で、内容としては全身麻酔をかけた後、おへその内側を切開して腸が出てしまう隙間を閉じていきます。手術自体は保険や乳幼児医療費助成が適用可能ですので、かかる費用としては入院中の生活用品、食事代等です。
ただ、自然に治るという観点からすぐに手術はしない方針をとっている病院もありますので、手術をするかどうかについてはお医者さんとよく相談してください。

ほとんどが自然に治るものです

でべそはそのほとんどが自然治癒するもので、大きくなったからといって破裂したり腸に影響を与えることはありません。赤ちゃんのでべそがあまりにも大きいと心配にもなるでしょうが、赤ちゃん特有のでべそは期間限定のシンボルですので、あまり悩まず気長に付き合ってあげてくださいね。

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