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赤ちゃんの脱水症状のサインは?早期に把握して適切な対処を!

2016/12/27

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暑い時期に外で長時間過ごした時、喉の渇きや体の火照りなどの自覚症状を経験された方もいらっしゃるかと思います。これらは脱水状態になりかけの時に起こりうる症状で、大人の場合は自己判断で水分補給ができますが、赤ちゃんはこれらの症状を感じても周囲に伝えることができないため、注意が必要です。
今回は、そんな赤ちゃんの脱水症状について、原因と症状、対処法などをまとめました。

赤ちゃんは脱水状態になりやすい!

赤ちゃんは大人と比べて新陳代謝が活発であり、普段の生活の中でもたくさんの汗をかきます。特に夏は気温が高いため、外出時や寝起き、お風呂から上がった直後などは、水分と電解質が不足しがちになります。また、冬場であってもウイルス性の感染症が原因で発熱や下痢や嘔吐が続くと、体内の水分がどんどん排出されてしまいます。
このように、赤ちゃんが脱水状態を起こしやすい原因は一年を通してたくさんありますので、周囲の人達が赤ちゃんの様子を小まめにチェックする必要があるのです。

こんな症状が見られたら注意

脱水状態の初期

赤ちゃんが脱水状態になりかけの頃は、いつもより食欲も落ち、長い間ぐずりがちになります。特徴的なものとしては以下のような症状があげられます。

●顔が赤く熱っぽい
●便秘になる
●おしっこの回数や量が減る
●おしっこの色がいつもより濃い
●唇が乾燥している
●口の中が乾いており、よだれが少ない

これらは、体内の水分量が減少したことで現れるものです。

これらの症状が見られたら、まずは涼しい場所で安静にしましょう。屋外を歩いていた場合は日陰や建物の中に連れて行き、冷たいタオルや保冷剤で赤ちゃんの首筋脇の下などを冷やしてください。
少し落ち着いたら水分をあげましょう。離乳食前の赤ちゃんは母乳やミルク、既に離乳食を始めている赤ちゃんはこれらに加えて白湯、赤ちゃんでも飲めるお茶やイオン水などが適しています。この時に注意すべき点は、一度にたくさんあげると下痢を誘発し、脱水状態が酷くなってしまう可能性がありますので、スプーンで少しずつ飲ませてあげてください。
しばらく休んだら、念のためかかりつけのお医者さんに診てもらう事をおすすめします。

脱水状態が進んだ場合

赤ちゃんが少しずつでも水分を飲んでくれる場合はしばらくの間様子を見ても構いませんが、万が一以下の症状が現れた場合は、脱水状態が進んでおり深刻な状況です。
このような時は、夜間であってもすぐに救急車を呼ぶか、小児救急電話相談窓口に連絡して、指示を仰いでください。

●意識が朦朧としている
●呼吸が速く、その間隔も短い
●おしっこが出ない
●汗が出ない
●泣いても涙が出ない
●唇にチアノーゼが出る

重度の脱水状態の場合は、汗やおしっこなどの水分がまったく出なくなるのが特徴です。病院では、主に点滴による水分や電解質の補給、血液検査などを行っていきます。
症状の度合いにもよりますが、長くても数日入院して処置を受けることで、回復する場合が多いです。

ポイントは体内から出る水分の有無

脱水状態を見極める判断材料として様々なものがありますが、注目すべきは汗や涙、おしっこなどの水分がいつも通り出ているかどうかです。特におしっこは、その色や回数に対して顕著に現れるため、脱水状態を起こしているかどうかが把握しやすいものです。

赤ちゃんは私たち大人が思っている以上に汗をかくので、普段どおり母乳やミルクなどをあげているつもりでも、体内の水分が不足しておしっこの量が減る場合もあります。このような違いにすぐ気づいてあげるためにも、普段の生活で赤ちゃんがどんな色のおしっこを、どのくらいしているかを把握しておくようにしましょう。脱水症状は放置しておくとどんどん進行してしまうので、少しでもおかしいと感じたらすぐに対処してあげてくださいね。

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